チェッカーマーコスミニは
レース車などを専門に扱うマーコス社によってチューニングされたメーカーコンプリートチューンドカーになりますが、エンジンのみがパワーワップされてその他の大部分はノーマルのミニとほとんど変わらないため、足廻りなどは90馬力にアップされたエンジンの大パワーにはかなりの役不足となり、エンジンの性能を充分に引き出すことが出来ません。
パワーに見合った走りを実感するには
やはりまず最初に足廻りの強化対策を施す必要があります。
ミニのタイヤアライメントのポジティブキャンバー角、ネガティブキャンバー角を調整するためのネガキャンキットについては、先日投稿した記事で簡単な説明を書きました。
「ポジキャン?ネガキャン?何それ」と、わからない方は参照してみて下さい。
目次
ネガティブキャンバー
うちのマーコスの足廻りを見てみたところ、前後ハイローキットとショックがスパックスの
12段減衰調整機能付きショックアブソーバーに換装されていました。
スプリングはノーマルのラバーコーンでした。
そこで、レストアの最中にフロント&リアネガティブキャンバーキット一式のパーツを工場に持ち込んで仕上げのついでに取付けてもらったので、いつもならDIYで取付けるところだったのですが、手間が省けました。
今回は、その取付けてもらったリアネガティブキャンバーブラケットを調整してリアタイヤのキャンバー角を調整してみました。
やはり思った以上に
走りの安定感が増したようで、直進走行のリアのふらつき感は改善されています。
コーナーでもリアの踏ん張り感がましたように感じます。
次回は、フロントのロアアーム、テンションロッドなどの
調整を行ってみたいと思います。
更に理想としては、スタビライザーなども取付けてみたいな〜なんて・・・(^^)
ちなみに、今度のマーコスはミニ本来の走りも楽しみたいので、今のところはラバーコーンからスプリングへの換装は考えていません。
入 手 先 : ヤフーオークション
購入価格 : 6,500円(送料、手数料込み)
分類 : 足回り 入手形態 : ネットオークション
区分 : 中古
従来のネガキャンキットの改良版で約2ミリのトーインスペーサーが、最初から取付けてあるので装着時のキャンバートーをほぼ0度に設定しタイヤの片減りを防止する。
リアタイヤのキャンバー角を約2.5度の範囲でネガティブに調整出来るので、コーナリング性能を上げてスポーツ走行を楽しみたい場合は、是非取付けておきたいパーツだ。
デルタでの希望小売価格は16,800 円
ワーキングレポ
2012年1月1日(日曜日)
リアネガティブキャンバー調整例
ヤフオクで格安中古で購入したデルタ製のリアネガティブキャンバーアジャスターをマーコスミニのレストア中のショップ(エム商会)に持込んでついでに取付けてもらいました。
しかし、ただ取付けただけで調整はしていないとの事なので、正月休みを利用して簡単な調整作業をしてみた。
画像は取付けただけで未調整のノーマルの位置。
1.5センチ程上げてみた
ノーマルのポジティブからネガティブ(ハの字)に・・・
まぁ~、おとなしめにこんな感じかな
自作リアトーインスペーサー
リアのトーインスペーサーはとても単純な構造なので自作でも簡単に作ることが出来る。
以前の初代ローバーミニの時代には、OMCミニクラブのメンバーからオリジナルを借りてきて
型を取って作った経験がある。
その時は、2組作り1組はメンバーにプレゼントしました。
材料はアルミ(ジュラルミン)板/2ミリ厚
無事に取り付けも完了♪
リアのトーインはスペーサーの厚みによってアウト側に開く角度を調整する事が出来ます。
自作したトーインスペーサーを取付けてみたところ、高速直進時にリアが横揺れのようにスライドして逃げていた感覚がだいぶ改善されて安心感が増しました。
※ 2ミリ以上は取付けがちょっと困難になるのでご注意
IVY