前回、リアショックアブソーバーを交換した直後から発生した金属を擦るような異音は
リア左側のショックアブソーバー取付け金具根元のほうだと判明したので
一応タイヤハウス側からWD40を吹き付けて応急処置をしてあった。
しかし、それでは一時的なもので一瞬異音は鳴き止むものの
しばらく走っていると再び鳴き出して来る。
ここはやはり、タンクを外して上側からもしっかりグリスアップして
異音を防止しておいたほうがいいみたいだね。
折角タンクを外すのなら、ついでにヘタっている
ガソリンタンクネックラバーシールゴムも
交換しようと思いネットで注文しておいた
頻繁に交換する箇所でもないのでどうせならと思い、少々高価ではあったが
国内産高品質ゴムの製品を注文。
届いた製品は、さすがに高品質だというだけあってゴムの弾力があり柔らかく
伸びも良さそうでピタッリと密着して長持ちしそうな雰囲気
10年は気にしないで済むのかなぁ〜なんて
これは期待出来そうだけど・・・言い過ぎかな(^^)
作業開始
Working
早速、作業開始
まずはタンクをずらす必要があるので、固定している金属製ベルトのボルトを外す
ボルトを1本外すだけで、タンクは動かすことが出来る。
ずらすだけなので、その他のパイプ類などは外す必要はないね ♪
タンクを動かす場合はキャップを外した状態で作業を行うので
ガソリンをコボしてしまうのを防止するためにもガソリンを
抜いておくのは必須条件だ。
外したキャップも危険防止のためにしっかり閉めておくことも忘れずに!
中腰になり無理な姿勢になって腰を痛める可能性が高いのでご注意(^^)
タンクをずらすことでショックアブソーバーの取付けボルトにアクセスが可能になったので、今後永遠に異音が鳴らないように願いを込めて、ウレアグリースをまんべんなく塗り付けて、更に潤滑オイルもたっぷり吹き付けておいた・・・
シリコングリスの方がヨカッタかな〜!
ショック用のブッシュも入手済みだけど、今回は交換無しの
グリスアップだけで様子を見てみる。
一応これでもう当分の間は、気になる異音に付いては大丈夫だろう(^^)
さて、次に劣化したゴムシールを取り外してみると約18年間の汚れがベッタリ
キレイに拭き取ってみると・・・
なんじゃこりゃ〜
と、塗装がwww
見てはいけないものを発見してしまったさぁ〜
レストア時にやってもらったオールペン塗装は・・・
そのままゴムを外さずに、マスキングでやったってことか〜
ボルト1本外してタンクを動かしてゴムを外すというこんな
簡単な作業を怠ったなんて
し、信じられない
でももう2年以上も前の話しなので、今更クレームもなぁ〜
ゴムを取付けることで目立たなくなることを期待して・・・
新しいゴムを取付けてみると
あ〜っ、やっぱり全然隠れないさぁ〜
ひどい、ヒドすぎる〜(泣)
まぁ〜、ここには普段ガスキャップエプロンを付けているから隠れてしまって
あまり目立たなくなるからいいやと思い、作業を進めてみると
なんと、今度は新しいゴムが思いのほか厚みがあって、ガスキャップエプロンと
ガスキャップカバーの同時装着が出来なくなってしまったzzz
エプロン無しでは目立ってしまうさぁ〜
塗装の段差を隠すためには、やはりエプロンが必要だなぁ〜
純正ガスキャップに戻してエプロンを装着してみたら・・・
ほとんど隠れて目立たなくなったけど、やはりすこしだけ見えているね〜
困ったなぁ〜
まぁ〜嘆いていても仕方ないので・・・
とりあえず一応ここはエプロンを外してガスキャップカバーを付けておいて
後で、何とか対策を考えてみよう
ゴムを新たに薄型のタイプのものを入手したほうが良いのか・・・
ガスキャップエプロンを作り替えたほうが良いのか・・・
う〜ん、悩むなぁ〜
そうだ、ガスキャップカバーを買い替えよう
錆びているのかブツブツとメッキが浮き上がって見苦しいし
周りからも「汚い」だの「気持ち悪い」だの散々突っ込みが入っていたから
前々から新しいものに買い替えようと思っていたのでいいチャンスかもしれない
今のものと違って、純正のキャップに被せるタイプのものにしたら
もしかしたらエプロンを付けた状態でも同時使用が可能になるかもしれないし・・・
ということで
純正キャップに被せて固定するタイプの
アルミ アストン アロイレーシングガスキャップ を早速注文した。
2〜3日後には到着予定なので、取付けてみてから様子を見て
次の対策を考えてみたい。
今回使用した工具類
タンクの固定ボルトを外す場合は、エクテンションがあると便利 ♪
内装用のヘラは、新しいラバーシールをグイグイ押し込むのにとても重宝しました。
右上のグリスガンにはウレアグリスが入っている
Tips・・・
タンクは固定する金属ベルトのボルトを1本だけ外すことで動かすことが可能だが、作業終了後にタンクを戻す場合に間違えやすいのがタンクの耳についているまぎらわしい穴だ。
外すことに集中して見落としてしまい、戻す場合には、それがタンクを固定するためのボルトを通す穴と思い込んでしまいそうだが、タンクはベルトで固定するだけでタンクの耳の穴は全く関係ないのでご注意!
この穴は、工場で塗装する際の吊り下げフックをかけるための穴と推測される
車体取付けには関係ない。
実は今回自分も間違ってしまって、よけいな難儀をしてしまった。
タンクの移動作業は何度かやったことがあるはずなのに、もうずいぶん前のことだったので、すっかり忘れてしまって、合うはずのない紛らわしい穴合わせに四苦八苦!
しばらく途方に暮れてしまったさぁ〜
はっと思い出して、自分のバカさ加減に呆れてしまって苦笑い(^^;)
そういえば、ミニクラブのOさんもこれでずいぶん悩んで
簡単なはずの作業に、無駄に長い時間を費やしてしまい
腰まで痛めてしまったと言っていたなぁ〜
でも・・・
ミニをいじる度にいろんなエピソードが生まれ、一筋縄ではいかないこの現状
ほんと、楽しませてくれるよね〜(^^)
追記:注文した商品が到着したので早速取付けてみました
アストンタイプ アロイ ガスキャップカバー(アルミ製)
2014年2月22日UP
IVY