ミニのサイドステップモールのフロント側付近にサビ色の雨だれの筋があったので
オヤっと思い ドアを開けて覗いてみると・・・
ウォ〜サビじゃ〜!
しかもかなり進行しているさぁ〜www
屋根付きの車庫に入れているのだけど左側の壁がなくて
すこし強い雨が降ると左側だけがびしょ濡れになってしまうので
いつも気にして、雨上がりには水分を丁寧に拭いたりと
努力は惜しまなかったつもりだったけど
遂に恐れていた事態になってしまった(汗)
オールペン塗装から約2年弱でこうなるとは・・・ショック〜(涙)
それにしても、ドアの下側の汚いこと
月一は必ず洗車していたけど、ここまでは手が届いてなかったんだなぁ
自称カーマニア失格さぁ〜(反省)
メイキング
ということで・・・
早速、錆び処理作業を開始しました
日曜日の休日を待って
まずは足りない材料やケミカル(マテリアル)などを買い出しに
宜野湾市のアストロに行って来た
あれだけの進行したサビの対処となるとホルツのサビチェンジャーでは役不足なので
今回は旧車のサビ対策に最強だと評判のアメリカ製のPOR-15を使うことにする。
POR-15は以前から使っていたのでアストロでは「タイコートプライマー」と
POR-15&タイコートプライマー両方のうすめ液「ソルベント」を購入!
そして、使い捨ててもいいように100均で筆を買って来た。
作業を始める準備として
とりあえず、手持ちの材料の中から今回使用する材料やマテリアル
道具類をかき集めてみた
スプレー缶のような物は
スエーデンのボルボの公式採用という錆び処理剤「ノックスドール700」です♪
以前所有していた、ローバーミニでサビと格闘していた時にも使用しました。
袋状になった板金の内側やドアの内側にチューブノズルを差し込んで吹き付けることで
超高浸透の溶剤がミクロ単位で板金のサビの内側まで浸透して
サビを科学変化させて封じ込めるというスゴいサビ処理剤だと評判だ!
旧車乗りやレストアマニアには必需品だとモノの本にも書いてありました(^^)
ペットボトルに入った黒い液体
これは、秘蔵の航空機用の特殊なサビ処理剤「AV8」
普通、一般人の自分らには手に入れることの出来ない貴重なモノですね♪
那覇のミニクラブのメンバーさんで
那覇空港で航空機の整備士をしている方から密かに分けてもらいました。
航空機はちょっとした整備不良でも命に関わる重大事項なだけにそれこそ
特殊で特別なモノであり、その効果は絶大らしいです。
POR-15と同じように普通に刷毛で塗って乾くと固くて黒い皮膜になり
どんな溶剤でも落とすことが出来ないので塗装表面への塗布は注意が必要です。
今回はこれをドア内部に使用する予定です。
作業開始
マイナスドライバーの先やワイヤーブラシ、リューターを使ってサビを落とす。
POR-15は、錆びた板金に直接塗ることで錆びに浸透して
化学変化の固い膜を形成するので
地金が見える程キレイに磨かなくてもOK!らしい。
逆に錆びて荒れた板金面の方が食いつきがよろしいとのこと・・・
POR-15の容器の淵を汚さないように且つ気泡が出来ないように慎重に掻き混ぜる。
更に容器の淵にPOR-15が付かないように注射器にストローを取付けて
POR-15を注射器本体までは吸い込まないようにして、ストローの途中まで
吸い込んで塗料皿に適量移して取出す。
一度開けたPOR-15の保管は、ふたと容器(缶)の間に必ずラップを挟むこと!
そうしないと容器の淵に付いた溶剤がふたと固着して固まってしまって
2度と開けられなくなってしまうらしいのでご注意!
POR-15は、いい感じの粘度で伸びも良いのでとても塗りやすい。
薄塗りは心配だったので、数回に分けて液ダレしないように
出来るだけ厚く塗り込んだ(^^;)
完全乾燥には時間がかかるのでそのまま24時間ぐらい放置する。
24時間以上経過したので完全硬化したはずだ!
触った感じは、とてもツルツルとしていて光沢が有り塗膜は非常に固そうな感じがする。
POR-15そのものには、上塗り塗装が乗らないので
今度は、 足付けをするためタイコートプライマーを塗る
タイコートプライマーも同じく、容器の淵を汚さないようにストローで適量取出した。
タイコートプライマー塗布
完全硬化までにはやはり時間がかかるので、24時間くらい置いておけば十分だろう
その間に、塗料を調色して作っておく
いつもなら小さなタッチアップには適当に同じ色に最も近いプラカラーを使っていたけど
折角なので今回は本格的に色を作ってみることにした。
油性ペイントを買い込んできて
使い切ったプラカラーのボトルを利用してタッチアップペイントの作成。
うちのミニは、白に若干アイボリーがかった黄色味と微妙な青味が
入り交じっている感じがする。
タイコートプライマーを塗ってから
天気が悪かったり、なんだかんだとタイミングが合わずに
結局、約1ヶ月以上も間が空いてしまいました(^^;)
そしてようやく、上塗り塗装が完了!
といっても筆でササッと塗っただけですが・・・
最初は、エアーブラシで本格的にキレイに塗ってみようかと思っていたけど
見えないところだし、めんどくさかったので・・・まぁ〜これでもいいかっzzz
画像では、若干白味が強いように見えるけど
実際には思った以上にバッチリ色が合ってますよ〜
気合いを入れて調色した甲斐がありました(^^)
準備してあったコンプレッサーも結局は出番はなかったなぁ〜
はいっ!
これでまた奇麗になりました
本日はもう時間がないので、ドアの内側の錆び処理剤塗布は
日を改めて今度の休日に作業することにして、今回の錆対策作業を完了したい。
今後は、またサビに侵されないようにしっかりと管理しなくっちゃだね(^^)
PS
あれから3年が経過して、補修した箇所がどうなっているのか
レポートしました。
でわでわ・・・
IVY