以前、クラッチレリーズの不具合からオイル漏れを起こした際に
新品のクラッチレリーズに交換した後から原因不明のクラッチトラブルに
見舞われています。
作業レポート:mini / 走行中に突然クラッチペダルがスカスカで2年前の悪夢再び
作業レポート:mini / クラッチレリーズ交換完了(DIY取付&エア抜き)
新品交換した事で、これでもう大丈夫だと安心していたのに
あれからず〜っとトラブルを引きずったまま・・・(涙)
その症状とは
走行開始から初めのうちは快調で、クラッチの切れもよく
ギヤチェンジもとてもスムーズで気持ちいいけど
走行後、約20〜30分位走った辺りのエンジンもだいぶ温まってきたころから
徐々にクラッチの切れが悪くなり
ペダルを踏んだ抵抗感覚も浅くなってしまう
何んだかオイルが抜けているような感じに似ているような気もするが・・・
そのうちに1速2速に入りづらくなり
特に1速に入れようとするとガガガッっと必ずギアをかじってしまうようになる。
この頃にはバックギアにはもうほとんど入らなくなってしまう
なんですか〜っ、この症状わ〜(泣)
前回は、レリーズのエアー抜きが不完全だったのでは?と思って
エアー抜き作業をやってみたけど症状は全く変わらず同じ状態で
やっぱり、最初はいいけど後はダメって感じ〜〜はぁ〜〜(^^;)
作業レポート:mini / 最近修理したばかりのクラッチの切れが異常に悪い
でわ、レリーズ交換した時に自分は何をやったんだろうか思い返してみよう
クラッチレリーズ新品購入。
レリーズの内部パーツを国産適合品に入れ替え交換。
クラッチホースをダイレクトステンメッシュホース(新品)に交換。
ミニ乗り仲間から頂いたクラッチオイル(ブレーキフルードDOT4)を使用。
その中で一体何が原因なのか、それとも原因はそれ以外の別の箇所にあるのか
とりあえず、思い当たる事からひとつずつつぶしていってみようと思う(汗)
ワーキングデータ
作業開始
クラッチレリーズの内部パーツを国産適合品で強化した場合
まれに、クラッチマスターに負担がかかってしまいレリーズの操作に
油圧不良等の不具合がおこる事があるらしい。
メンバーのみなさんにも指摘されたので
とりあえず、元あった純正の内部パーツに戻して試してみる事にする。
クラッチレリーズにアクセスする為には
ホーンが邪魔になっているので取り外して手の入る作業スペースを確保する。
ホーンを外す為には、空回りしてしまうナットをタイヤハウス側から
押さえておく必要があるので、ジャッキアップしてフェンダーとタイヤの間を広げた。
見えてきたクラッチレリーズ
もちろんまだまだ新品なのでオイル漏れ等は無いね(^^)
一度やった作業はもう手慣れたもんで、レリーズはサクッと取外すことが出来た♪
レリーズを分解
上が国産適合品の強化パーツで下は純正
元の純正に戻す。
ゴム部にはシリコングリースの塗布を忘れずに・・・(^^)
たった1〜2ヶ月でもう既にサビが出ていたので取付けベース部分やボルトに
マイクロロンのMMCを塗ってサビと固着防止をしておいた。
取付もあっという間♪
今回はうちのカミさんにも手伝ってもらって、エアー抜きも完了した(^^)
さて、はたしてこれで良くなっているのだろうか?
試運転をかねてツタヤに行ってきた。
絶好調〜っ!これでやっと直ったか〜♪
と思ったのもつかの間(涙)
帰りにはやっぱり同じ症状が出て、全く同じで直ってない状態・・・ガッカリ!
と言う事は、レリーズの国産適合品には何の問題も無かったってことだね
では一体何なんだ!
実は今回、この為に購入してあった高価なDOT4は使わずに
原因を確かめる為にあえて、メンバーからもらったフルードを使った。
せっかく頂いたメンバーさんのご好意に大変申し訳ないけど・・・(^^;)
このフルードは、見た目の外観の感じからかなりの長期在庫と見られ
開封直後から薄いお茶色の液体だった!
今まで使っていたフルードが無色透明の液体だったし
新品でそれ以外の琥珀色のフルードを見た事が無かったので
少し疑問に感じていたものだった。
もしかして、フルードが原因って事も考えられるのかな〜
ブレーキと違って高温にさらされる事も無いし
クラッチで、そんな事はあまり考えられない気がするけど・・・
とりあえず今度の作業は、一応フルード交換をして試してみる
これがダメならまた次の気になる箇所だね(^^;)
IVY