ギアチェンジ リモートコントロール ハウジングのラバーマウントを
交換しようと思い張り切って作業に取掛かったが・・・
車庫が狭い上に、うちのフロアジャッキでは十分な高さを持ち上げられずに
車の下に入れるスペースを確保出来ない。
なんとかいい方法は無いものかとあれこれと考えてみたけど
午後からは用事であまり時間もなかったし、なんだかめんどくさくなってしまって
結局、今回のラバーマウントの交換は中止に・・・
また次の機会に、今度は別の方法で再度チャレンジしてみたいと思う(^^;)
でも、折角なので
前々からシフトチェンジの引っかかりや固さが気になっていたので
シフトレバーを取り外して、点検とグリスアップをやってみることにした。
作業開始
ワーキングメモ
作業日:2004年10月26日(日曜日)
先輩の作業話を聞いたり、ネットなどで作業記録などは見たことはあるが
実際の作業は見たことも無いし、自分でシフトレバーを取り外すのは
未知の経験なので少しの不安はある。
しかし、シフトレバーの構造が実際にはどのようになっているのか
とても興味深い(^^)
フロアーカーペットをメクってシフトチェンジレバー全体を露出させた。
ラバーゲートルを押さえているゲートル取付けリングの
4個のスクリュー(タッピングネジ)を外し、ラバーゲートルを
シフトレバーから抜き取る。
見えてきた、ドーム状のバヨネットキャップは両サイドのピンに
引っ掛けてあるだけなので、キャップを押し下げて左にひねるだけで
簡単に取り外すことが出来る。
バヨネットキャップを取り外した後は
シフトレバーもググッと少し力を入れて簡単に引き抜くことが出来るが・・・
初めての経験で、そんな事は知らなかったので
このブルーアルマイトの台座まで取り外してしまった。
とても狭い場所なので、台座の両端につているボルトの取り外しには
ハーフムーンレンチ(8ミリ)を使ったけど、それでもかなりしんどい
作業だったなぁ〜(汗)
台座が外れると、リモートハウジングの内部がよく見えるので
古いグリスを念入りに取り除き、新しいグリスをたっぷり補充して
台座を元に戻す。
台座を取付ける時に両端のボルト位置をうまく合わせるのに
苦労しそうだと覚悟していたけど、運良く一発で合わせることが
出来たのでヨカッタ〜(^^)
ここである疑問が・・・
台座を固定する両端のボルトは、最初は両方とも途中までしか
止まっておらず、まるでロボットの耳のような状態だった。
今回の取付では、両方とも最後まで回しきって
しっかり締め込んだけど・・・どっちが本当だろうか?
まぁ〜、特に問題は無いはずだと思うので、後日調べてみる事にしよう
という事で、取り外したシフトレバーも古いグリスを拭き取って
新しいグリスをたっぷりと塗り込んで、台座に差込み
バヨネットキャップを取付けて全ての部品を元どおりに組み込んだ。
そこでまた新たな問題・・・
ラバーゲートルを押さえる取付リングを取付ける際に
元あったように取付けようとすると、どうもうまく取付けることが
出来なかったので、よくよく観察してみたところ、間違って上下左右共に
反対に取付けられていたようだった。
なるほど、どうりでラバーゲートルに変な癖がついてボコボコになっているし
取付けリングも変形してしまっているさぁ〜。
誰が間違ってこんなミスを犯したのか分からないが
取付の時にしっかり合っていないのに
あれっ、おかしい!って思わないのかなぁ〜
・・・不思議だぜ〜ww
ゲートル取付けリングを正しい方向に直してピッタリと
しっかり取付けることが出来た。
さて、今回の作業はこれで終わろうとフロアカーペットを戻そうとしたら
カーペットの下から見覚えの無い工具が出てきた。
あれっ!こんな道具も使ったっけかな〜
なんて一瞬思ったけど、すぐに自分の道具ではない事に気が付いた。
チョ〜ラッキ〜♪
強力ニッパー、ゲットだぜ〜(^^)
しかも、海外輸入工具でドイツ製高級ブランドの ” KNIPEX(クニペックス)”
欲しかったんだよね〜これ〜(^^)
という事で・・・
今回の作業はグリスアップという簡単な作業だったけど
知らない人がやった下手な作業を、自分なりにうまく直せたという事にも
納得出来たしシフトチェンジレバー廻りの構造を確認する上でもいい経験になった。
グリスアップした事でシフトフィーリングも若干向上したようだし
高級ブランドの工具をゲットという思いがけないお宝発見もあったので
気分もいいねぇ〜(^^)
IVY