DIY整備 / ローバーミニにフォグランプ独立スイッチを増設してみた♪

フォグランプスイッチ

Fog lamp switch expansion

高年式のクラシックミニには、標準でフォグランプが装備されているものとそうでないものがあるが、フォグランプの配線用のハーネスなどは全車種共に同じように装備されているので、後に純正のフォグランプ本体を手に入れさえすればボルトオンで誰でも簡単に取付けることができます。

うちのメイフェアーは残念ながら標準装備ではなかったが、先日ヤフオクで手に入れた中古の純正フォグランプは加工無しで簡単に取付けることが出来ました。

純正フォグランプ ローバーミニはグレードによって純正のフォグランプが、最初から付いてい...

また、ご存知の通りミニのフォグランプはハイビームに連動して点灯するシステムになっているので、独立したスイッチは付いていません。
初めてミニに乗る場合は、国産車などにはないクラシックミニ独自のシステムに戸惑ってしまうだろう。

しかし、ドライビングのシーンでは、フォグランプのみを点灯させたい場合も多々あるので、ハイビームに連動することなく、フォグランプだけを点灯させることが出来るように独立したスイッチを増設してみました。

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メイキング

フォグランプ独立スイッチ増設

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今回は、電工作業となるため必要な道具はざっとこんなもんかな?
こんなこともあろうかと、仕分けボックスに、チョコチョコ買い揃えたキボシなどの接続コネクター類をまとめておいたので助かった!

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配線用のコードも必要だね!
隣にある長いひも状のものは、エンジンルームなどから室内にコードを引き込むために用意した、壊れた傘の骨だ。5ミリ幅ステンレスの平棒で、これがまた弾力があって非常に使い具合が良い。

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ナイロンの結束バンドと伸縮チューブも有ると便利。
工作用に買い置きしていてよかった~!

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さて、早速配線作業に取り掛かろう!
写真では、すでにエンジンルームから室内へのコードの引き込みが完了している。
参考までに、室内への穴は向かってエアクリーナーの左下側に有る。防振防音用?のパッドをめくると見えるので、そこに傘の骨を使って室内へコードを引き込む!とっても簡単!

赤丸印が既に引き込まれた赤いコード!
緑の矢印は傘の骨(5ミリ幅ステンレス平棒)

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次に、フォグランプのハーネスを見てみよう。
フォグのハーネスは、向かって左側(運転席側)のクーラータンクの隣にあるらしい。
2個並んだ黄色のリレーボックスに接続されているのですぐに見つけることが出来た。

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作業しやすいようにリレーを台座丸ごと取り外した。
画像は裏返しになったリレーのそこ側の部分だ。

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フォグのハーネスは、水色/白 のストライプコードということなので、リレー台をクルッとひっくり返して、目的のハーネスを探す。
すぐに見つけることが出来たので、勇気を持って潔くニッパーでハーネスを切断した。

※赤丸のコードをカット!

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カットしたフォグのハーネスにとりあえず延長コードを接続する。ハーネスが短すぎて接続用端子を取り付けるのは無理なので半田付けでしっかり接続した。
接続した部分には、伸縮チューブで絶縁!
伸縮チューブは、ヒートガンが無いのでライターであぶってしっかり密着させる!
(荒療治だけどコツを掴めば大丈夫)

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さて、ハーネスも延長されたので後はもう楽チン!
先端にキボシ端子を取り付けてリレー側のハーネスを先程、室内に引き込んだコードに接続する。
(実は、一度間違えて束になったハーネス側に接続してしまった・・・アブナイ、危ない!)
もう一方のハーネスは、また容易に元に戻せるようにこれもまた接続端子を取り付けて伸縮チューブで絶縁処理をしてナイロン結束バンドでスッキリとまとめておいた。

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接続配線加工が終わって、長くだらしなくなったハーネスをナイロンバンドですっきりまとめて、リレー台を元の位置に戻す。
これで、エンジンルーム内の作業は終了だ!

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フォグのハーネスを切断したことで、フォグへの電源は供給されないため、新たな電源を室内から取ることになるが、何処から電源を取ろうか迷った結果、一番分かりやすいライトスイッチから取り出すことにした。

コラムカバーを取り外して、ライトスイッチのポジション(スモール)ランプのハーネスを検電棒を突き刺して探してみると、赤く太いハーネスであることが判明!

早速、この赤いハーネスから分岐コネクターを使って、電源を分岐させる事に。

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確か、スイッチも以前、ビートルをいじっていたときの使い古しがあったのでゴソゴソと探し出してみた。

20年以上も前のスイッチとあって、さすがに今風のスマートさは無いな~!
オレンジのスイッチは、電飾スイッチになっていて、スイッチを入れると光るタイプだ!

残念ながら、オレンジのカバーが割れていたのでナイロンバンドで補強!

ウッドのスイッチもミニの内装に似合いそうだけど、やっぱり夜間光って見えるのがいいね!

この際、新しくスマートなスイッチを新調しようかとも考えたが、¥1500位するのであっさりあきらめてオレンジの電飾スイッチを使うことにした。

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今度は、スイッチの取り付け場所を探す。
自分の性格上、グラグラ動いたり隙間が出たりするのは絶対に許せないのでしっかり固定できる位置が望ましい!
見渡して見たところ、ステアリングポスト右側奥の鉄板に約10ミリ位の穴を発見!この穴を利用してスイッチパネルをボルトナットで、チョットやそっとではビクともしないくらいにしっかり固定した。
合せてアース線も同じボルトに固定できたので一石2丁でとてもいい具合だ!

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そして、スイッチ本体をパネルに取り付ける!
見た目にはとても簡単そうに見えるけど、これがまたとても厄介だった!何しろとても狭くて体の自由が利かなくて、無理な体勢を強いられる作業だ!おかげであっちこっち筋肉痛になってしまった。
他の大きな車だとチョチョイノ、チョイで3分位の作業だと思う・・・!
各ハーネスには、接続端子を取り付けて、所定の位置にしっかり接続する。

これで一先ず作業が完了!

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早速、点灯テスト!
緊張を抑えながら、ポジション(スモール)ランプのスイッチを入れる。
そして、おもむろに今回取り付けたフォグランプのスイッチを入れてみる。

やった~!大成功 ヽ(^▽^)ノ

電源はポジションランプと連動しているから、ライトやポジションの消し忘れという間抜けなことをしない限り、消し忘れでバッテリー上がりなどのトラブルは無いはずだ!

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配線したハーネス(コード)をナイロンバンドでスッキリ目立たないように奥にまとめて、今回のフォグランプ独立スイッチの取付けを完了した。

取り付けキットなども市販されているようだけど、今回は全て手持ちの材料でまかなえたので、かかった費用は¥0で済んだ・・・ラッキー(〃⌒▽⌒)V

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夜間の電飾スイッチの様子。
スイッチも見やすいので、操作も楽々!
淡い光のイルミネーションが暗い室内のアクセントとなってと~ってもいい感じ!
また一つ楽しいドライブの材料が増えて大満足!

※ 今回の取り付けに当たっては、OMCメンバーのサックーさんのアドバイスを参考に作業させてもらいました。サックーさんありがとうございました。

Foglamp Swich !— fitting —
2006年6月5日

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