ローバーミニの内装カスタム計画のひとつで、先日自作したオリジナルATウッドシフトノブの出来具合に大満足して気分も浮かれ気味になっていますが、車内をウッド仕様に統一したいという思いがさらにエスカレートしてしまってカタログをあれこれと見ながら妄想にふけって楽しんでいる毎日です。
そんなある日、ATシフトゲートのトップ部分がウッド調に装飾されたミニの写真を見てしまい「えっ！こんなものまであるのか～」なんて、気になってカタログで探してみると、同じようなトップ部分がウッド調になったシフトボックスを見つけました。
そこにはカタログ定価で￥8000の表示！
さらに今度は、ヤフオクで中古を探してみると、不思議なことに中古でも￥9500以上で取引されていて 、この間の落札価格はなんと￥25000でした。
何で・・・！
絶版商品でもなく現行で新品が8000円で買えるのに・・・全く理解できません。
先日そんなことを、ミニクラブのメンバーさんと話していると
偶然にも、サックーさんも同じようにウッド調のシフトゲートを探していたが、購入を諦めて近所のカーショップで売っているウッド調のシールでドレスアップしたという話で盛り上がってしまいました。
そんな中で、サックーさんから余った材料のウッド調のシールを頂けることになりました。
ちょうど、シフトゲートのトップ部分には十分なサイズの材料だし、いい機会なのでウッドの雰囲気に仕上げるべく自分も挑戦してみます！
サックーさん、いつもいつもお世話になりっぱなしで、本当にありがとうございます。
メイキング
それでは、張り込みの前に、簡単に寸法を合わせて、ゲートの切れ込み部分をくり貫いておきます。
準備した道具は、ドライヤー、彫刻用スティック(歯科技工士用）２本、カッター等です。
ドライヤーを当てて、引っ張りながらコーナー部分にきれいに合わせて貼り付けていきます。彫刻スティックで、細かい隙間にも押し込んで形を整えて約２０分くらいで張り込みが完了！
なるべく、空気が入り込まないように慎重にやったつもりでしたが、やっぱり少し入り込んでいます。
まっ、いいか！
余分な部分を、カッターで切り取りました。
きれいに収めて、ラインもハッキリしていたのに・・・。
やっぱり、老眼のせいか、腕が落ちたのか、ラインをそれて食い込んでしまいました。 くっそ～！残念。
見えにくいところだし・・・見なかったことにしよう！
プラモをバリバリ作っていたころは、フリーハンドでも真直ぐなラインを切ることが出来たけど、もう自信が無いので、切り込みガイドをマスキングテープで作りました。
無事、カットも終了してウッドシールの張り込みが終りました。
ベリーグッド！雰囲気もバッチグーです。
おっとっ！
ここで、トラブル発生www！
何度か、取り外しを繰り返していたら、ついに固定する爪が一箇所割れてしまいました。
頑丈な金属製の爪をひ弱なプラの土台に取り付けてあるだけ！
まさかでしょ～、こんなの壊れるのも当たり前だろ～って感じ！
こんな感じです！
１ミリに満たないプラが割れています。
それでは、早速リカバリーします。
取り付けられていた状態をよく観察。
プラ版を積層して土台を作り、ボックス状の穴の中に金属製の爪を挟みこむように押し込んで固定。更に動かないように瞬間接着剤を大量に流し込んで、硬化剤でガチガチに固めました。
一口メモ
瞬間接着剤は一滴ずつの少量なら、間違いなく 瞬着ですが、ひねりに強度がありません。同じ場所に大量に流すと全く乾いてくれず、使い物になりませんし、時間をかけて乾かしてもガスで白く汚れてしまいます。そんな場合は、硬化剤が必要になります。大量でも、一瞬で固まってくれるし、ガスで白く汚れる事もないので大変便利です。
はいっ！
先日自作したATオリジナルウッドシフトノブと
いま仕上がったばかりのウッド調シフトゲートのペアーツーショット～っ！
いやぁ～、自分でいうのもアレですが、カッコイイッス！
自画自賛ッス！
シフトノブの取付けは、固定用の押しネジ（イモネジ）にするつもりでしたが、なんと幸運なことに、少し強く回転させながら押し込んでみると、シフトレバーのネジ山が食い込んでガッチリと固定されています！
少し不安なのでいろいろと試してみましたが、抜けることもなくとてもしっかり、固定できているのでこれで良しとしました。
押しネジを取付ける加工工程が省けてチョーラッキー ♪ d(⌒o⌒)b♪
ATオリジナルウッドシフトもバッチリきまって！
ゲートもウッドの雰囲気を醸し出して、気分はもう最高です！
自作って、イイですね～！
癖になりそうです＾＾
IVY
2006年2月9日
ローバーミニ整備記録より。
