先日、切削油の自動点滴システムが完成し、快適に作業が出来ると思ったら、また新たな問題が発生しました。
部材の回転によってオイルが飛び散り、周りがオイルまみれになってしまいます。
加工物を良く見るため顔を近づけたりしますので、顔中にオイルをモロにかぶってしまうという悲惨な状況です。
オイルやキリコ(削りカス)が目に入ってしまうのもヤバいし
これでは、オイルやキリコの飛散を防いでくれるカバーを作らずにはいられませんね!
そこで早速、旋盤加工中に飛散ってしまう切削油を遮断するオイル飛散防止カバーを自作してみました。
これもまた、身近にある手持ちの材料で製作しました♪
後ろの壁にオイルが飛び散った跡がクッキリと残っています。
青い線状になったのはケガキのための青いマジックインキがオイルに溶け出しオイルと混ざって一緒に飛び散った跡です。
Oil Scattering prevention cover !
(オイル飛散防止カバー)
以前に工作に使ったアクリルの端材を利用し
強力なマグネットをベースにして10mmのアルミ棒をステーにしました。
アーム部分は半田付けに使う第3の手の部品を流用。
アクリルは、鉄の棒を熱して押し当てて曲げました。
直接アクリルをネジで挟み込んで止めていると、グラグラと不安定で、さらに強く締めつけてみると、思った通りにすぐに割れてしまいました。
でっ!早速、取り付け部分を改良しました。
取付け部のアップです。
取り付け部分を真鍮版で補強!
二股だった締め付け部も片方を削り落としてしっかりネジ止めとしました。
これでハードな使い方にもビクともしません。
2005年11月18日製作
過去の製作記より転記