幸喜ビーチでキャンプ、自然豊かなモクマオウの木陰は過去の幻

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先日、愛車のミニが長かった修理と車検から上がってきたので久しぶりに沖縄北部までのドライブを楽しんできました。

いつものように、ドライブ途中のコーヒーブレイクで名護の手前にある幸喜ビーチに立ち寄ってみたところ驚きの光景が広がっていました。

その前に・・・

幸喜ビーチといえば、沖縄を南北に走る国道58号線沿線沿いにあり、名護の手前の高速出口付近をさらに南に約500メートル程戻ったたところにある自然がいっぱい残っている海岸です。

沖縄では、リゾート地として開発が進み自然の海岸が消えていく中で、数少ない天然のビーチとして残されており、特に那覇から向かって名護寄りの北側は名護市民ビーチと呼ばれ、海岸沿いのモクマオウと真っ白な砂浜や岩礁とのコントラストなどが、沖縄の本来のビーチの姿を今に伝えています。

もちろん無料のビーチということもあり、地元の人達はドライブの途中に立ち寄って海水浴を楽しんだり、浅瀬で波と戯れたり、モクマオウの木陰で昼寝するなど、気軽に楽しめる憩いの場所です。

そんな場所に、自分もドライブの途中には必ず立ち寄って、大自然の中で海や夕日を眺めながら頭の中を空っぽにしてスッキリとリフレッシュするのが大好きでした。

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目次

地元民の憩いの場所

下の2枚の写真は、2006年5月ごろに撮影しました。

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砂浜の奥にはモクマオウの木々が生い茂り、とてもよい日陰を提供してくれるので、持参したキャンプ道具のコーヒーメーカーで淹れたてのコーヒーを飲みながら、のんびりと波の音を聞きながらお気に入りの本なんか読むのにもぴったりの場所でした。

ドライブの休憩

2009年5月ごろに撮影

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ドライブの途中のコーヒーブレイクで立ち寄った時の写真です。
海岸沿いの砂浜のすぐそばの駐車場に車を止めると、車から降りることもなく海を眺めることができました。

地元である自分たちから言わしてみれば、このビーチは特に透明度が高いと言うわけではありませんが、海の中に見える岩場付近になると透明度は少し上がってきます。
なので、一応は他のビーチと比べても綺麗な海だと思います。特にリゾートに囲い込まれたビーチや人工ビーチとは比べものにはなりません。

手前の喜瀬ビーチから900メートルも続く天然のロングビーチになっていて、メジャーなホテルなどの囲い込みもないので、シーズンでも特に混雑しているということはなく、気軽に天然のビーチを満喫することができます。運がよければまるでプライベートビーチのようにこの広いビーチを独り占めすることも可能です。

相変わらずの憩いの場所

2011年6月ごろに撮影。

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相変わらずの風景が広がっていて、いつまでも変わらない沖縄らしい自然のビーチに癒されていました。

すぐそこに、沖縄の夏本番のシーズンがやってくるというのに、人影はほとんどありません。
6月といってもここは南国沖縄、さすがに暑い!

こうやって外に立って海を眺めているだけでも汗ばむ季節なので、もちろん気が向けば、今すぐにでも海に入って海水浴も楽しめます。

晴れていると、とてもきれいなエメラルドグリーンの海が見ることができ、砂浜自体も白く綺麗でとても広く、波も静かなのでマリンスポーツ等も十分に楽しめる場所です。

シュノーケルは今の所は禁止されていないので、急激な深みもなく遠浅で適度な深さの海は、初心者の練習にも最適です。

ただし、初心者のシュノーケリングはやはり危険を伴うので、必ずパートナーを伴って複数人数で行ったほうが良いと思います。

キャンプに最適だと思われる、この北側の名護市民ビーチと呼ばれる場所は、夜間のキャンプは禁止となっているため、キャンプを楽しみたい場合は、もう少し南側にある最近整備されたキャンプ施設を利用することになります。

キャンプ施設のある場所は、駐車場も広く、トイレ、シャワー、コインロッカー、ビーチパーティ等で使う食器や、野菜を洗う場所としての洗い場などの施設があります。

バーベキューは持込OKで、レンタルも有り♪

キャンプやビーチバーベキューパーティといえば、何かしらの忘れ物はよくあることですが、でも安心、駐車場やトイレなどの施設がある場所からすぐ近くコンビニがあるので、忘れ物をした時などや足りなくなった食材の買い出しにもとても便利♪

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また、幸喜ビーチは綺麗な夕日が見れるサンセットポイントとしてもおすすめであり、夕焼けで太陽の周りが赤く染まりとても幻想的な景色の広がりを鑑賞することができます。

施設へのお問い合わせや利用方法などは、ネットで「幸喜ビーチ キャンプ」と検索をかければすぐに見つけることができるのでここでは省略します。

ショック!遂にこの時が来た

2016年5月に撮影。

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もうクルマの中から海は見えなくなった。

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モクマオウの木陰はもう無い。

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美しかった自然の海岸線ももう見ることはできない。

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さて、今までの幸喜ビーチが自分にとってどれだけ魅力的だったか伝えたくて最初に言いたかったビックリしたという話の前置きが随分長くなってしまいました・・・www

結論から言わしてみれば、先日立ち寄った幸喜ビーチ北側の
名護市民ビーチの残念な姿には、本当にガッカリしてしまいました!!

ココだけは、いつまでも自然のままのビーチが残っていると思っていました。
てか、それを願っていました。

自然に恵まれていたが、夜間のキャンプは禁止されていた場所が、本当の意味でキャンプ不可になってしまいました。

まぁ~、地元の方々にとっては、マナーの悪いルール違反の大迷惑なキャンパーたちから解放され、また台風被害や高波の被害などの対策として必要な構造物が出来て安心だと思いますので何とも言えません。

しかし、地元以外のわがままな意見として言わせてもらえば、今では数少なく残された沖縄らしい素晴らしい貴重な自然を何とか残せるようなもっといい方法はなかったのだろうかという思いで、やるせない気持ちでいっぱいになりました。

そのあと、余りのショックでドライブを続ける気力も失くしてしまって
結局、ここから引き返してしまいました。

おしまいに

大好きな沖縄のビーチであり、自分が学生の頃、そして自分の子供たちを連れて遊びに来た想い出の場所が変わって(無くなって)しまって、とても残念な気持ちが抑えきれず、混乱してしまっているので、これ以上何も書けないです(;^_^A

一つだけ言いたいのは
簡単ではないのは十分承知しているつもりですが、観光産業の発展やリゾート開発、自然災害のための対策は仕方ないにしても、もう少し自然をうまく利用し共存できるような方法を見つけてほしいと心から願います。

ということでwww
いつものようにドライブの途中で、何気に立ち寄った大好きな海が、いつの間にか残念な姿に変えられていておどろいたというお話でした…!!

最後にもう一つだけ・・・

そういえば、ここでカミさんが結婚指輪をうっかり海中に落として失くしてしまったことを思い出しました。

指輪を落とした瞬間に、まるでタイタニックのデカプリオが海に沈んでいくようにゆらゆらと落ちていく様子が、自分にも見えたけどもう見つけることはできませんでした。

それでわ(^^♪
@ivy_marcos32

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