レザーロープタイプ キーホルダー(レザークラフト)
牛AMヌメ、1.5mm
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見た目は、シンプルだけど意外にカッコよくて、便利なロープタイプのキーホルダーです。
ベルトループとしても使えるし、ショルダーバッグのベルトにクルッ巻きつけて引っ掛けておくのもOK!とても簡単に作れてしまうので、ササッと作ってとりあえずはキーホルダーとして使っています。
それを、友人やIVYのママ友が見て「自分も欲しい!」と言っていたので、何個か作ってプレゼントしたこともありました。
こんな簡単なモノでも喜んでもらえたら、一応マル儲けかもね(^^)
ところで今回は・・・!
バッグの中でかさばってしまうデジカメをバッグのベルトに引っ掛けていつでも使いやすいようにするのも有りかなぁ~と思い、今度は少し長めで作ってみることにしました♪
製作メモ
レザーロープタイプ・キーホルダーメイキングデータ
余っている、端切れを数点用意!
金具はダイソー100均で部品取りのために買っておいた、キーホルダーについていたものをためらわずにバラして、使える金具だけを利用します。
部品として手芸品店や材料屋さんで買うよりもはるかに安上がりです(^^)
前に製作したストラップの余りで幅が1センチの端切れがあったので、それを使い適当な長さに切り取ります。今回は全長20センチにしました。
ちなみに画像の道具は、自作した垂直カッターで
自称M.Toolsラインカッターと呼んでいます(^^;)
金具の取り付け部分3センチを両端にとって、その中間に縫い穴の印を打っていきます。
縫い目の両端に線を引いておいて
穴の位置にずれが出ないように注意しながら、菱目打ち棒で印をつけました。
今は単に印を付けるだけなので、まだ縫い穴は空いていません 。
穴のピッチが揃っていれば良いので、印はフォークなどでつけてもOKです。
革に一度穴を開けてしまうと取り返しはつかないので、縫い穴の並び方、数がチャンと揃っているかを 確認して、縫い穴を開口します。
ここでは菱目打ちという専用工具を使っていますが、そんな道具が無い場合は千枚通しなどを使っても全然OKです♪
中央半分から折り込みます 。
このとき、折りやすくする為に霧吹きなどで湿らせると折りやすいです。
今回の縫い糸は、シニューナチュラルを使いました。
シニューは平ペッタくて太いので、3分割したうちの 一本を使います 。
この糸は、大変丈夫で切れてしまうことはほとんどありませんが、見てのとおり平ペッタイ形状なので自分の場合は、いつも自作のM.tools自動捻り機を使ってできるだけ細くなるようにネジリ作業を行ってから、縫い込み作業を開始しています。
縫い込み開始
なるべく同じテンションでひたすら縫いこんでいきます(^^)
縫い終わったら、最後に、縫い目2個分くらい戻し縫いをして、両方の糸を革の合わせ目から出します。
1~2回位きゅっと結んで糸を切り取り、飛び出た糸をライターであぶって溶かし手指でつまんで潰した後に、革の重なった合わせ目の中に爪楊枝などで押し込んで隠してしまえば、縫い作業は終了です。
革の重なり合った端(コバ)に、トコノールという専用の溶剤をつけて、コバ磨きという道具で擦って磨き上げます。すると、重なり合ったラインが消えて一枚の革のようになります。
更に磨き続けると艶が出てきますので満足のいくまで磨き続けます。
トコノールが無ければ水でもOK
コバ磨きの道具は、ツルツルした棒状のものでOK
自分の場合は、ガラス製のマドラーなども好んで愛用しています。
今度は、金具の取り付けの準備です。
アートナイフで角をカットして丸みを作ります。
このナイフも、ダイソー100均で買ってきました♪
最近は、本当に便利になりましたね~
こんなアートナイフが100円で買えるなんて・・・(^^)
カシメ金具用の穴を開口!
今回は極小カシメを使って、裏側は見栄えが良くなるようにアルミリベットを使っています。
完成です(^^)
写真撮影が無ければ、30分もかからないとても簡単な作業でした。
でわ…^^