小さな部品に瞬着をうまく点滴することが出来なくて
パーツや塗装を台無しにしてしまった事って
プラモや手芸、工作をしたことがある人なら多かれ少なかれ
ほとんどの人が経験してると思う。
最近は、親切に極細の鶴口チューブが最初から付いていたり
何本かセットで販売もされているようだけど・・・
自分がプラモを始めた頃は、こんな便利なものはどこにも無かったな~
その頃、頭をひねって考え出したのが、ラジコンのアンテナチューブをライターであぶって
伸ばしランナーの要領で引き伸ばした、極細の鶴口チューブ。
これを瞬着の口に取り付けて
最初のうちはこれの使い勝手がとても気に入って『 これ最高っ! 』
なんて叫びながら使っていたが、細すぎるチューブの先がピロピロとそよいで
的を絞るのがとても難しく、特に磨いた塗装面では静電気で引っ張られて
有らぬ所に先っちょをくっ付けてしまったりとトラブルが続出!
そこで第2弾ということで考え出したのが・・・
医者をやっている友人からもらった医療用のピンバイスに針を取り付けて
瞬着のグルーアプリケーターとして利用する事にした。
レビュー
針の先端を平らに潰して、瞬着液が先端に溜まるように加工試行錯誤して試したところ
一番この形状が良いみたい♪
瞬着スタンドには、こんな感じで瞬着を取り付ける
先端ににじんできた瞬着液をグルーアプリで量を調節しながら掬い取る。
これで接着したい箇所に触れた瞬間に瞬着液が流れ込む。
アプリ(針)の先端で、瞬着が固まってしまったらライターであぶって
固まった瞬着を焼き飛ばす。
その際に出でるガスは有害らしいので要注意!
最近は、クレオスからも上記のような便利なグッズが出ていますね。
もっと早く出してくれたら良かったのに(^^)
スティックのお片づけは、スタンドバーの中へポン!
使い終わった瞬着は、横の穴に差し込んで一時保管して
またすぐに使えるようにします。
基本的に瞬着は、長期保存の場合は、冷暗所(冷蔵庫等)に保管するようにしているけど・・・
それでも限界があって、すぐに劣化してしまって使い物にならなくなるから注意が必要だね
連続して数個のプラモを作る場合は別として間を空けて、新しいプラモを棚から下ろす場合は
新しいプラモ一個に新しい瞬着一本を開けるという儀式を定着させようと思う
これは、プラモデルクラブ模遊美の師匠の教えで
プラモデルを一個作る前に瞬間接着剤とカッターナイフの刃は新品に取替えたほうが良い!
というもので・・・
理由は、切れなくなった古い刃を使うと余計な力が入ってしまい
部品を破損させてしまったり、怪我をする恐れが高くなるし
劣化した瞬着は付きが悪くなるので思わず大量の瞬着を流して
作品を台無しにする可能性が高くなるというものらしい。
「なるほど」そうですね・・・納得(^^)
一見、贅沢のように思えるけど
時間をかけて作る貴重な作品をわずか百円~2百円の瞬着代をケチって
台無しにはしたくないもんね『絶対完成させるぞ!』って気合を入れる意味でも
製作開始の良い儀式になるはずです。
瞬間接着剤硬化促進剤 「Mr.ジャストプライマー」
瞬間接着剤を多用するIVYには、必需品になってしまった瞬着硬化剤。
これを使う事によって、瞬着が隙間を埋める丈夫なパテ代わりにもなるし
その気になればどんどん盛って部品を整形する事も出来る。
しかも一瞬で固まるので工作作業も時間短縮になります。
硬化剤を使い始めてからはもう他のパテを使った事はありません。
現在「WAVE」の瞬着硬化スプレー愛用しているけど
使い切ってしまったので補充の目的でプラモ店に行った時に
この「Mr.ジャストプライマー」を見つけた。
瓶入りのこの商品もまた便利に使えそうで良いですねぇ~
刷毛やスポイトで、目的のポイントに確実に塗れるし
プラや塗装を侵す心配も無さそうです。
スプレーにはスプレーの良さもあるけど・・・
点付けの場合だとスプレーでは、いきなりドバッと吹き出てしまって
必要の無い所まで広範囲に広がってしまっていたので
勿体無いし若干プラや塗装にも悪影響が出たりしているようだった
とはいえ「Mr.ジャストプライマー」には、専用の刷毛が付属しているけど
これはあまり使えそうではないなぁ~
なので、画像のようなスポイトを利用することにした。
眼科の病院からもらった目薬の空き容器に理科などの実験用注射器の針をセット。
これで、目的のポイントに点付けが容易に出来るようになったし
針用の蓋をするとしばらくは蒸発を防ぎ保存が可能なのでとっても使いやすいです。
広範囲や盛り付けには「WEVE 瞬着硬化スプレー」
点付けには「Mr.ジャストプライマー」と使い分ければ作業効率もアップです。