OMC整備会 / デフシールからのオイル漏れ補修

2013年７月７日、OMC（オキナワミニクラブ）の整備会が行われました。
今回も会場は、OMCメンバーのmini-mori邸ガレージ＝通称：屋宜原ベースです。
最高の天気で、気分も上々♪
皆で集まって、ピクニック気分で整備半分、おしゃべり半分が最高に楽しい・・・（＾＾）v

本日は、ちょうど七夕の日なので七夕整備会と題して足廻り関係、ブレーキ関連の整備講習会を行う予定・・・
七夕には全く関係ないけど（＾＾）

OMC整備会作業開始

今回初参加のメンバー（kaoru）さんは、仕事のシフトを調整してオイル交換やグリスアップの方法などを聴きにきていたようだけど、その他の話を聞いてみるといつもオイルが漏れていて車庫の床や仕事場の駐車場を汚してしまうので悩んでいると言うことでした。
調べてみるとどうやらデフの付け根辺りから漏れていることが判明したので、そこで今回は予定を変更して、急きょデフシールの交換作業を集中的に行うことになりました。

ジャッキアップで、ジャッキスタンドに載せます。
リフトがあったら良いのにね〜、皆でお金を出し合ってリフトを設置しようなんて話も出ているけど・・・実現したいね♪

ボールジョイントを外します。
このミニは、今回初めてボールジョイント外す事になったのか・・・なかなか外れてくれずに大苦戦の様子でした。

キャリパーも全て取り外します。

やっと全てのパーツが外れて、むき出しになったラックエンドです。

様々な工具類を駆使して作業を進めます。
ミニフリークは、ツール（工具）フリークでもあります（＾＾）

この際、ブレーキキャリパー、ハブベアリング関係のパーツもついでにオーバーホールしておきます。

ハブベアリングは、まだ大丈夫なようなのでクリーニングと新鮮なグリースアップでOK！

キクちゃんも一生懸命にお手伝い♪
デフシールを取り外し中です（＾＾）

デフシールの取り外しに使用した特殊工具
名称は不明ですが、アストロツールスって書かれています。

ラックが引き抜かれて、シール（ブッシュ）も取り外されてむき出しになった状態
もちろん事前にエンジンオイルは、抜いてあるので今はオイルが流れ出ることはありません。

デフのジョイント部分はこんな感じになっているんですね〜

オイル漏れを起こしていたと見られる劣化したデフシール（ブッシュ）です。

準備してあった新品のデフシールに交換します。
準備してあったというよりも、OMCの皆さんはミニの整備のツボは大体把握しているので、不定期に行われるクラブ合同の英国発注会の度に今後必要になりそうなブッシュ関連のパーツなどを直接英国からまとめて取り寄せています。
なので、今回のような緊急な整備にも結構対応できたりもします。

その辺の下手な整備工よりも消耗パーツは充実していると思いますよ〜（＾＾）
OMC最高！

サァ〜、デフシールの交換も終わったので、後は取り外したパーツを元に戻して今回の作業は完了です。
たかがシール交換の作業ですが、難易度は最高クラス。プロの設備の整った工場ならともかく、やはりDIYでは大掛かりな作業で皆さんの協力無しには出来ませんでしたね！

結局、今回はこの作業に終始してしまって夕方５時近くまでかかってしまいました。
仕事の都合で、作業が終わるや否や本人は大急ぎで帰っていきましたが、後日の報告ではオイル漏れもピタッと止まったと言うことで大満足とのお礼の言葉がOMCの掲示板に投稿があったようです。

ヨカッタですね〜（＾＾）