こんにちは…(✿✪‿✪。)ノ
いやもう、アッと言う間に1月も終わり、今日から2月に入りましたねwww
お正月がついこの間だったように思うのですが、こんなにも時の経つのを早く感じてしまうのはやはり、歳のせいなのかなぁ〜
ある意味恐怖さえ感じてしまうさぁ〜
さて、お題のシザーケースの件ですが、このシザーケースは約10年前にレザークラフトを始めたばかりの頃に作りました。
あれから毎日仕事で使っているのですが、初心者の素人作りながらも、まったくへこたれずにまだまだ自分の仕事の相棒として現役バリバリに活躍しています。
自分で作ったどこにもないワンオフの道具なので、飽きるどころか益々愛着もわいて、これからもずっと使って行こうと思うけど・・・!
でも、またもう一個作ってみたいなぁ〜
なんて気持ちも何処かにはあったりしますね^^
目次
意外に好評♪
ところで、このシザーケースをブログで晒していると、数名の方々からお褒めのメッセージを頂いたり、お問合せを受けたりとなかなか好評でした。
いや〜、嬉しいですよね。
自分の作った物を評価されるのは^^
先日も、ある女性の方から参考にして作ってみたいと型紙などの問合せがあったのですが、型紙は簡易的なもので、あいにくちゃんとしたデータとしては作ってなかったので、せっかくのご要望にお応えできなかったことがとても残念でした。
その方は、ご自分の友人である美容師さんにどうしてもプレゼントしたいということでしたので、そんな友達思いの心優しさにちょっと感動してしまいました。
過去にも、何度か同じようなお問合せがあって、その都度メールで自分が作った時の過程の説明やちょっとしたアドバイスと写真などを貼付して受け答えした経緯があったので、今回からは、こちらに詳細な写真などを載せておくことにしました。
あれから月日も経って使い込まれてしまっていますが、シザーケースをご自分で作ってみたいという方の作品作りに参考になれれば嬉しいです^^
シザーケース
普段はこのように使っています♪
シザーケースには、いつもこれだけの道具が収納されてます。
毎日使って、もうやがて10年になるのに、糸切れやほつれもなく全然大丈夫です。
さすがレザー(革)ですよね。
ディテール
表側
裏側
溜まってしまう毛クズのお掃除窓のジャンパードット
表側の2本のベルトを外して分解します。
巻き込みタイプのシザーケースなので、展開するとお掃除がとても楽チンです♪
ベルトループも装備しています。
付属のつりベルトを外して、お気に入りのベルトを通して使用することも可能です。
また、ベルトつりの用のDカンに別に用意したショルダーベルトを掛けたら、ポーチのような肩掛けシザーケースとしても使用可能です。
シザー差しは奥に4丁、手前に3丁の計7丁分装備。
シザー差しも取外し可能なので、お掃除がさらに楽です。
袋状になった手前側のシザー差しも外せるので
スッキリと何も無い状態になります。
下のお掃除窓から毛クズをかき出せるので、いつでも清潔に保つことが出来ます。
もう一方のコームケースにも、お掃除窓を作ってあるので
こちらも毛クズのお掃除が楽チンです。
でも、もう少し広くしてもヨカッタなぁと
ここだけは、ちょっぴり悔いが残る部分ですね^^;
シザーは、このように収まります。
シザー差しは、シザーケースの構造上
奥側と手前側では向きが逆になっています。
左側は、シザーケース奥側4丁用のシザー差しで
右側がシザーケース手前側の3丁用のシザー差しです。
ヒント
このシザーケースを作ったのは、もうずいぶん前の話なので、記憶も曖昧ですが
参考までに当時の記憶を辿って、製作過程を説明します。
普段、自分がいつも仕事で使うシザーを見てみると、最低7丁のシザーを
よく使っているのが分かりました。
なので、7丁差しのシザーケースが必要になります。
そこで、7丁差しのシザーケースを中心にネットで販売されている
シザーケースを探しまくりました。
そのなかから、自分のイメージにぴったりなデザインを選び出して
その構造を徹底的に分析し、見えない部分は想像で頭の中に叩き込みます。
そして作る前に、まずは紙にイメージするデザインの
実寸大の展開図を手書で描きます。
イメージしたのは部品点数の少ない一枚革の巻き込みタイプで、しかも7丁差しの
シザーケースということなので、かなり大きなサイズになります。
そうすると下書きに使う紙は、トリノコ用紙などの大きなモノがいいのですが
手元にはなかったので、A3用紙を数枚張り合わせて大きな紙を作って描きました。
次にその展開図を、切り取ってセロハンテープなどで固定しながら組上げてみます。
実際に使用するハサミなども中に入れてみて、サイズを確認しながら
納得がいくまで同じことを繰り返しました。
もう何枚ものA3用紙を使ったことか?
製図などの技術はないので、ほとんど切った張ったの現物合わせです。
その後、デザインが決まったら、それを元にちゃんと定規などを使って
ボール紙などの厚紙に書き写して型を作ります。
最終的に作った型紙を元にして、使用する革の必要なサイズを確認してから
レザークラフトの専門店などで実際の革材料を購入して製作開始となりました。
型紙(pattern)データ
ということで、簡単なPDF型紙データを添付します。
最初のイメージ図として描いたものなので
ちょっと分かりづらいと思いますが、ご了承下さい。
PDFデータはロックしていませんのでAdobeイラストレーターをお持ちの場合は
自由に追加加工して使ってもらってもかまいません。
是非自分も挑戦してみたいと思う方は、こんなものでもよいのなら、型紙を
ダウンロードして製作の参考にしてもらえたら嬉しいです。
実際に作った作品は、製作過程で好きなように変更したりするために
型紙デザインとは若干異なっている場合がありますので、ご了承下さい。
ご注意:免債事項
型紙使用の際は全て自己責任で取り扱って下さい。
ダウンロードした型紙はあくまでも参考程度にご利用下さい。
この型紙で直接革の本裁断は行わないで下さい。
本裁断の前に型紙で別の厚紙等を切出して必ずデザインの
擦り合わせを行って下さい。
この型紙を使用した事で生じた損害や不都合には一切の責任は
負いませんのでご了承下さい。
“シザーケース7” をダウンロード
7scissors.zip – 6595 回のダウンロード – 62.33 KBダウンロードされた場合は、免債事項に同意したものとします。
まぁ、だいたいそんなところですが、参考になれば幸いです。
レザークラフトセット
これからレザークラフトを始めよう思っている方にはおすすめ。
とりあえず、一通りのものが入っているので、最初のうちの練習には
これで簡単な名刺入れやコインケースなどは充分に作れるはず。
その気になれば、ウォレット(財布)も作れるセットだとおもいます。
レザークラフトコンプリートキット手縫い18点セット【日本製】+書籍【はじめての革小物】【TVで紹介された匠の技、1本1本磨きと焼きが入った菱目打ちもセレクト】プロも使用している拘りの工具
慣れてきたら、後から必要なものを買い足すのがいいと思います。
また100均ショップで道具や材料を探すのも楽しいですよ♪
なかなか使えそうな掘り出し物が、きっと見つかるはずです(^^♪
おしまいに
やはりレザーは、いいですね♪
丈夫で長持ちだし、長く使えば使うほど味が出てきますので
愛着も益々湧いてきます。
オリジナルのハンドメイドともなれば尚更です(^^♪
最近では、レザークラフトから少し離れてしまって、ほとんど作ってないけど
今こうしてみると、初心者なのによくもこういうものが作れたと自分ながらに
感心するさぁ〜。
今度、娘へのプレゼントの予定があるので
また頑張ろうという気になってきました♪
PS
参考にされて、実際に製作された作品画像等の報告があれば
更に更に嬉しいです〜
IVYももっと頑張っちゃうかもしれません(^^)
それではこの辺で
最後までお付合い、ありがとうございました。
@ivy_marcos32