Classic MINI(My チェッカーマーコスミニ)DIY整備
単なるクーラント(LLC)交換の簡単なメンテナンスのはずが思わぬ展開に…
—-☆
ハイサイ(✿✪‿✪。)ノ
最近はあることにハマって、ブログはだいぶ疎かになってしまいました。
大好きなミニの状況は絶えず記録してみようと始めたブログだったのですが
いやぁ~、お恥ずかしい限りです(;^_^A
しかしながら、サボっていたその期間でも、ミニの整備記録は別の所で
しっかり残してありました。
その中でも、ちょっと前に行ったミニのクーラント交換は
かなりヤバい衝撃的な状況だったので、簡単にまとめておきます。
そして、お題にあるようにネジザウルスリキッドの件だけど
なんでLLC交換にそれが出てくるのか不思議に思うかもしれませんね
実はLLC交換を進めていくうちに、他の部分のメンテナンスにまで発展してしまったことで、その時に不具合になっていたヒーターバルブのリカバリーにお試しで使ったのがネジザウルスリキッドだったのです。
その時のネジザウルスリキッドの試用が意外に効果的だったので
今回は、その件も併せて記録しておきます。
目次
クーラント(LLC)交換
今回のクーラント(LLC)の交換では、何もかもが衝撃的でした。
ミニの日頃のメンテナンスでは、とにかく冷却水とオイル管理は基本中の基本ですが、このあいだ、ミニのクーラントを点検してみるとあまりの酷い汚れ方にとても驚きました。
「ええ~っ、なんで!」
数か月前に交換したのに、何でそうなっているのか?と思いながらも
とにかく急いで、全交換を行うべく作業を始めました。
クーラント(LLC)の抜き取りからサーモスタット取外し!
作業を進めると…w
なんと!そこにあったのは真っ赤なサビがこびりついたラジエターキャップとサビで汚れた茶色の液体であり、もうクーラントの体はなしていません。
「うわ~っwww」
こうなってはもう既にさーもサーモスタットも交換が必要だと思い
サーモハウジングも開けてみることにしました。
すると思った通りに、ハウジング内部もサビだらけ!
サーモスタットも固着して外れませんwww
仕方なく、サーモハウジング全体を取り外してみると…
「どひゃ~ッwww」
「な、何ですか~これわ~ッ」
サーモハウジングからホースにつながる中間パーツのホースジョイント部分が腐食してボロボロ!おまけに変形までしてるというあまりにも衝撃的な光景に呆然自失
我を忘れてしまいましたよ~(‘Д’)
その時の作業の様子が以下の動画です。
思い起こせば以前からLLCの変色が割と早いと気にはなっていました。
でもこれは、元々が廃車寸前の放置車両のレストア車なのでこんなものだろうし、こまめに交換していればそのうち普通に戻ってくれるのではと淡い期待もあったのは確かです。
以前に交換したときもLLCはサビでかなり変色していました。
しかし、水路自体がこんな状態になっていたとは本当にショックでした( ;∀;)
レストア開始時の状況
それと同時に、放置車両からエンジン復活を依頼したときに、ラジエターの新品交換までお願いしたのに、サーモハウジングなどは見てくれなかったんだなと思うとガッカリしました。
まぁ、あれから一度もこの部分を点検しなかった自分も
自称ミニフリーク失格ですwww
水路洗浄からヒーターバルブオーバーホール
取外したサーモスタットハウジングを掃除して簡単に元に戻してから
とりあえず水路の洗浄を行います。
ところが、またしても問題が発生www
水路洗浄にはヒーターバルブを開けておく必要があるけど
な、なんと今度は室内のヒーターバルブのノブがまったく引けずに
ヒーター内部に通じるバルブを開けることができません(‘Д’)
これではヒーター内部まで水道水が回らずに
洗浄ができないので速攻でバルブを点検!
すると、取り外してみたバルブは半開きのまま固まってしまって
ピクリとも動かない状態に…
ということは、一応はヒーター内部まで水道水は回っていたんだね♪
ヒーターバルブなんて一度も使ったことがなかったし、室内のヒーターノブはバルブを閉じた状態になっているし、今の今まで全く気が付きませんでした。
アハハ!情けね~💦
ここで、ようやくあることに気が付いたんだけど、どうりでうちのミニがドライブ中にいつも足元からモワ~っと温まっていたのは、このバルブの半開きが原因だったんだな!
冬場はいいけど、夏場はもう地獄だったさぁ~www
全く意味が分からずに、半ばあきらめていたけど
原因が分かって何だかスッキリしました。
もしかして、さらにはオーバーヒートもこれで防げていたとか?
これもケガの巧妙ってやつかな(^^♪
まぁいいや!
とにかくヒーターバルブも直さなきゃですよね
でも、今から新しいヒーターバルブを注文して購入するとなると時間がかかりすぎて待ってられないので、このバルブをなんとかリカバリーして再生できないものか、とりあえずダメもとで補修作業を始めてみました。
その時の作業の様子が以下の動画です。
ネジザウルスリキッドの意外な利用方法
とりあえず、緊急的にヒーターバルブの修理に取り掛かかったけど、
サビが酷くて「再生復活はもう無理かも」とあきらめかけました。
ヒーターバルブは、完全にサビまみれで固着しているし
とにかくまずは、このサビをなんとか取り除きたい。
そこで同じサビならば、サビを取り除くための溶剤は何でもいいのではと思い
このあいだ買っておいたネジザウルスリキッドをお試しで使ってみました。
そしたら、これが驚くほど効果的でしっかりサビを取り除いてくれました。
バルブ内のサビもしっかり落としてくれたのかは、分からないけど
サビ取り処理のその後には、固着してピクリとも動かなかったバルブが
動きだしたのだけは確かです。
ヒーターバルブの故障は、ミニの弱点の一つだともいわれているようで
今回のような状態になったら、新しい部品に交換するのが普通みたいだけど
このように補修で復活できるのであれば、今後、少しは安心かもね。
まぁ完全に壊れてしまったら買い換えて新品交換すればいいしね♪
ということで、ヒーターバルブは今回のネジザウルスリキッドの利用で
一応、再生復活できました。
しかしながら、ネジザウルスの試用は個人的には衝撃的で
ちょっと面白い発見でした。
脅威のサビ取りパワー!!
ネジザウルスリキッド恐るべし…なんてね(^^♪
という訳で、この後には更なるサーモハウジングのオーバーホールと
サーモスタットの交換になりました。
その時の作業レポートは、また次の機会に書き留めておきたいと思います。
それでは今回はこの辺で…
じゃまたね(@^^)/~~~
@ivy_marcos32