Marcosレポート ファイルNo cm20190521-32
DIY整備記録 / サーモスタット交換ハウジングオーバーホール
以前、冷却水が異常にサビてグリーンのクーラントは見る影もなく
サビ色に変質していた。
驚きのあまりにすぐに水路の洗浄とクーラントの交換を実行したところ
その水路関係のあまりの異常さに愕然とさせられたwww
その様子がこちら↓↓↓
その時は単純にクーラント交換と水路の洗浄という
簡単な作業で終わるだろう思ってたけど…www
甘かった~www
ふたを開ければ次々に問題が発覚して目も当てられない状態だった
そんな中でサーモスタットハウジングの清掃後に取付けした
作業の様子を備忘録として記録しておく。
サーモスタットハウジング
サーモスタットハウジング清掃前の内部の状態
内部はサビだらけ…!
サビと石灰だらけのハウジングボディ(サンドイッチプレート)も
ご覧の通り
サーモスタットも固着していたwww
洗浄とサビ取り
浮き上がっていた赤ザビと水垢や石灰などを取り除いた状態!
どうしても落とせなかったサビは
ネジザウルスリキッドを使って化学の力で強制除去w
清掃後
何とかキレイに洗浄できました。
液体ガスケット
サーモスタットハウジングのオーバーホールには欠かせない
液体ガスケットもアストロプロダクツで購入してきた。
どんなものが良いのか分からなかったが製品の取説に
「サーモスタットハウジングにお勧め」と書かれていたので
とりあえず買ってみた(^^♪
純正ガスケット
ローバーミニ純正のガスケットは在庫していたが
今回は他に試したいことがあるので今のところ
使用するつもりはない…www
ガスケットの製作
ミニのサーモスタットハウジングは2分割なので
ガスケットは2枚必要になる。
それぞれの形状に合わせて型取り
ガスケットを作った
簡単な治具を作って仮組してみた
液体ガスケットを塗って一番下になるガスケットに張付ける
治具のおかげでズレることなくきれいに張り合わせることができる
実際にエンジンに取付ける前にサンドイッチプレートに張付けておいた
ガスケットのエンジンと接触する部分にさらに液体ガスケットを塗付けておく
治具の棒をボルト穴に差し込みズレ防止のガイドとして
正確な位置にサンドイッチプレートをハメ込む。
もちろんサーモスタットも新品に交換!
今回は「82°」を使ってみる
ハウジングトップに液体ガスケット塗って
ガイドに合わせてはめ込んでしっかり押さえた
これでズレることなくハウジングの取付ができるはず
ガイドの棒を一本づつ抜き取って代りにボルトを挿しこんでいくことで
しっかりとしかも楽にハウジングの取付が完了した
液体ガスケットのはみだし具合もいい感じ♪
完全硬化するのを待ってエンジンをかけてみたところ
水漏れもなくひとまずは良好だったw
ところが…www
数分後に水漏れが発生‼
そうです興味津々で試してみたガスケットの材料が悪かった
実は薄いコルクボードを使っていたので
所々ボロボロに崩れて隙間が出来て冷却水が
大量に漏れ出てしまったw
うわぁ~
ダメだこりゃ~www
タペットカバーなどのガスケットにはコルク製もあるし
ここでもイケると思ったのになぁ~全然ダメじゃん!
素人考えの浅はかさに我ながら呆然としてしまったサ~(>_<)
ということで早速
今度は素直にちゃんとしたガスケットシートで作り直して
最初から作業をやり直すことで今回の作業を
クリヤすることができた。
二度手間に疲れ果ててしまったけど
仕方ないね(*^^*)
———-☆
作業内容は動画でもまとめたので
参考までに載せておきます。
この度の失敗で、コルクは使えね~!って事が
身に染みて分かりホントいい勉強になった。
それでは(@^^)/~~~
ivy32